マンガと映画を愛する冒険おっさん日記

おっさんが体験してきた冒険の記録

ゴールデン街に行ったことがない人へ

 

ゴールデン街って怖くない?

 

ゴールデン街」って名前は知ってるけれど、怖そうなところってイメージしかない。

という人も多いと思います。

 

特に行ったことがない人にとってはその印象は強いと思います。

実際、僕も通うようになるまでは怖いイメージを持っていました。

いまでもちょっと「怖いな」と思う時もあります。

 

まあ、そう思うのも無理はないって部分はあるのです。

 

昔のゴールデン街は怖かった

 

そもそもゴールデン街のはじまりは「青線」でした。

「赤線」が国の許可を得た売春宿で、「青線」は無許可の売春宿を指します。

現在ゴールデン街がある場所は言ってみれば非合法の地域だったわけです。

 

それが1958年に売春防止法が施行され、すべて飲み屋へと変わります。

新宿ゴールデン街」と呼ばれるようになったのはこの頃からです。

建物自体はほとんどが2階建て、3階建ての長屋で、狭い飲み屋がずらりと並びます。

その数、じつに200軒以上。

狭い路地に飲み屋が立ち並ぶ様子はまるで「戦後初期」をそのまま残したかのようです。

 

飲み屋街になってもまだ怖かった

 

ゴールデン街が有名になったのは、この街を愛した文化人が多かったからです。

演劇関係、文壇関係の人は特に多く、かつては文壇バーも数多く存在しました。

中上健次岡本太郎遠藤周作瀬戸内寂聴松田優作菅原文太らもゴールデン街の常連客で、編集者やプロデューサーらもこぞってこの街に集まりました。

バーの店員さんからも有名な人が続々誕生しています。

俵万智さん、馳星周さんは特に有名です。

 

もっとも、この頃のゴールデン街は活気がありすぎて、逆に怖い面もありました。

客同士の喧嘩などは日常茶飯事。口論なんてもんじゃありません。殴り合いの喧嘩です。

また、ぼったくり店も数多く、とても気軽に足を運べるところではありませんでした。

 

いまは怖くはないけど入りづらい

 

いまでもゴールデン街にはさまざまな人が集まりますが、かつてほどの熱気はありません。飲みにケーションという言葉が死語になりつつある現在、それもしょうがないのかなという気もします。

 

その反面かもしれませんが、昔ほどは抵抗なく入れる店も多くなりました。

ただ、それでもいきなり行くと戸惑うことは多いと思います。

〈僕もいまだに入れない店が数多くあります〉

 

というのもゴールデン街の店のほとんどはメニューを置いていないからです。

また、値段を書いていない店もまだまだ多数あります。

さらに一見さんを悩ませるのが、ゴールデン街では常識のチャージ〈席代〉の存在です。

 

チャージとはざっくり言えばお通し代みたいなものです〈でもお通しは出てこない〉。

これは入場料と言い換えてもいいかもしれません。

つまり、入って一杯飲むと「チャージ代+お酒代」がかかるわけです。

チャージは店によってまちまちで、だいたいがお酒一杯分くらいの価格に設定されています。

 

ですが、中にはチャージ代が高くお酒代が安いという長居をする人向けの店もあります。チャージを取らない店もありますが、これは少数派だと思った方がいいでしょう。

 

常連になるまでが難しい

 

ゴールデン街のほとんどのお店にはそのお店の常連さんがいます。

時には常連さんしかいないという場合もあります。

そんな中に、初めて入っていくのはかなり勇気がいりますよね。

実際、常連さんの中には「常連以外は来るな」的なオーラを出している人もいますし、入ったはいいけど居心地が悪くてすぐに出て行ってしまうお客さんも、よく見かけます。

 

こればかりはやさしい常連さんと出会えるのを期待するしかありません。

ゴールデン街のお店はそれぞれに何らかの特徴を持っていることが多いです。

例えば、文壇バーだったり、映画関係の人がよく来るお店だったり、常連さん重視の老舗だったり、初めての人が入りやすい感じのお店だったり。

そんななかから自分好みのお店を探していくのもゴールデン街の楽しみです。

 

気にいったお店を見つけて、そこに通うようになり、常連さんになれば、またゴールデン街を見る目も変わってきます。

あまり知られていないようですが、ゴールデン街では「桜まつり」「納涼祭」「秋祭り」とかいう名前のイベントも定期的に開催しています。

イベント期間はチャージなし一杯500円〈参加店のみ、値段は違う場合もあり〉で、いろいろなお店を回れますので、この機会を利用して、好みのお店を探してみるのも手です。

 

直近では4月の21日(日)に「桜まつり」が開催されます。

この機会にぜひ。

 

 

そして僕はからーず。に

 

さて、そんなわけで今回の展示をしてくださるからーず。のご紹介を。

からーず。は2階にあるお店で、ロフトがあり、そこでは展示ができるようになっています。

僕は店主さんと仕事で知り合い、彼女が働いていたお店に行くようになったのをきっかけにゴールデン街に顔を出すようになりました。

その後、彼女がお店を開くというので行きはじめたのが「からーず。」です。

白を基調としたきれいなお店で雑誌の特集にも何度か載ったことがあります。

もちろん、常連さんはいますが、ゴールデン街の中ではわりと入りやすいお店だと思います。

 

「桜まつり」の機会にでもいいですし、展示に来てくださってもかまいません。

いや、展示に来てくれるほうがありがたいんですけどね。

ぜひ、遊びに来てください。

 

次回は「安全にからーず。にたどりつく道順」を紹介します。

 

からーず。の特長
  • 月~土は深夜2時まで営業してる
  • 土・日の14時から19時まではカフェタイム
  • 店員さんがとても気さくです